理学療法士の年収と就職状況

理学療法士の年収、給与の平均は?

 

<理学療法士の初任給>


理学療法士の初任給は施設の種類や地域格差などで若干ことなり、また養成校の教育年数でも異なるケースがあります。


専門学校や短期大学よりも4年制の大学を卒業のほうが若干高い場合もあります。同時に資格さえ取得していれば一律で同じ場合も多いようです。


同じ病院でも医師や看護師、薬剤師などの医療職と、理学療法士や作業療法士、臨床検査技師などの医療職とで別の給与設定を設けている施設が多いです。


国、公立施設の初任給の平均は17万~18万程度、私立の施設になると若干それよりも高い平均給与となります。


ただ、国、公立施設では年功序列、経験数などを重視しているケースが多く、安定的な昇給が見込めます。一方で私立の方は経営状況や実力によって昇給が左右するケースが多いようです。



<理学療法士の平均年収>



厚生労働省ホームページにて紹介されている

「賃金構造基本統計調査」を参考にすると

理学療法士の平均年収は、31歳で403万円となっています。


<理学療法士の平均給与例>

 

平均年齢:31歳

勤続年数:5年


労働時間:165時間/月

超過労働:5時間/月

月額給与:28万円

年間賞与:64万円

平均年収:403万円


資格を取得して5年経験を積んだ方の平均としては上記のようなデータになります。

月給28万、平均年収403万というのは同じ31歳の中でもかなり安定している待遇だと思います。


一昔前であれば、年功序列の社会で一般企業に勤めているほうがどうしても給与は高めでしたが現在は、全業界でも年収は300万~400万円というのが一般的になっています。


理学療法士の就職状況とは


就職難といわれる時代にあって、養成校の増加と伴い就職率は年々少しずつ厳しくなって

いるとは言われるものの、学校卒業生のほとんどは希望の施設へ就職しています。


理学療法士には求人数が多く、卒業生の数の4倍から5倍程度の求人が学校には届くのです。


とくに近年では老人介護施設、在宅関係、機能訓練に特化したデイサービスなどの求人が増えています。


理学療法士の勤務先状況は3000弱の職場が「一人職場」、1200弱の施設が「二人職場」となっています。病院及び各種施設では複数の理学療法士が配置されることが多く、10名以上の理学療法士が勤務する施設は200施設近くになっています。


今後も社会的な要請とともに「複数職場」の増加が期待されています。



理学療法士の社会的ニーズ


理学療法士はリハビリ治療、障害治療において病院でのニーズは変わらず増えていますが、

近年ではさらに高齢化の社会において高齢者福祉、保健分野からの求人が増えています。


介護保険の導入により福祉サービスの多様化、さまざまな施設が増えており、その分だけ

理学療法士が必要になります。

また、在宅介護を受ける高齢者の増加により、訪問リハビリの分野で理学療法士のニーズがまずます強くなっています。


また、保険分野としてはスポーツトレーナー関係、フィットネスジムなど、身体運動にかかわる指導者としてのニーズも高く、各業界において優秀な理学療法士の育成、採用が急務となっている状況です。